看板娘

看板屋の店長の銀次郎です。

「今日も、また、かくてありなん」

これ、木下恵介さんの映画の題名です、

それでなく

私、時々、このフレーズが口をついて出てきます、

「今日が、昨日のように平和で幸せな日でありますように」

たぶん、こういう思いの入った言葉であったと思う

私がまだ、１０歳にもならない時代

今にしても、いつも頭の中に座ってる言葉である

こういうのが、座右の銘っていうのならば

まさに、それであろう、

「今日も、また、かくてありなん」

まるで、お題目のように

いつも、そう、口をついて・・・・・。

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店長の看板屋銀ちゃんです。

つい、この間まで

若造、新人、若輩者って位置に

甘んじておりました、

それが、どうでしょ、師匠、大御所（？）相談役

やめて、やめてくらはい、

私はどこまで行っても、「青二才」のつもりのつもり

けれど、もう、世間は、許してはくれません

外見、風貌、「おじぃちゃん」やんか

年相応の暮らし・・・・

老人らしく・・・・

やめて、やめて、ご勘弁

私たちが２０歳のころ「新人類」って言われました

今は「団塊の世代」って一くくり

一人、一人に個性があるように

その人、その人に生き方、歳の取りかたあり

おそらく、たぶん、きっと

私なりの看板屋道を歩んでいると

そう、自負しておりますが、

私、おかしい・・・ですか？

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先日、知り合いになった方のブログ読んで

いろいろと、勉強しました、

そうだよなぁ、もう、自然や環境や、社会還元とか

この世の中に、そろそろ、お返ししていかなきゃ

時は待ってくれないな

小さい頃、近所のおばぁさんや、おじいさんに

たくさんのものを、いただきました、

目に見えるもの、心の中に沁み込むような

優しい顔が

僕には一杯ある

はたと、

私が、その歳なんだけど

果たして・・・・・

ちっとも、できてないや

少しづつでも、意識だけでも

自分がお世話になった世の中に

お返ししなくちゃ

この思いが、継続いたしますように。

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先日、お仕事をいただいた、お客様が

「ブログを読んで決めました」

これには、？？？？まいったです。

どう伝わってるのか

全く量りかねます、

手前よがりに、フムフム、好印象を

持ってもらってんだ・・・・と

そう思うと、ますます緊張して

普段通りの、いい仕事ができない（？）

（ココハ普段を問い詰めないコト）

でも、そう言っていただけたら

勇気百倍、胸の中は嬉しさで一杯、

ありがたいことです。

だから、

これからも、がんばろっと。

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『小さいけど 　秋は秋なり　曼珠沙華』　　　　豆助

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かれこれ、十何年だっけ、このブログ

だらだらと続けてんの

途中挫折というか崖っぷちに指一本状態や

書きたいけど ネタがないとか

突然、プライバシーなるものを考え込みすぎたり・・・

まぁ、ぎっくら、ヨイショで、今日まで

牛のよだれ、豚の小便のように

こうして、書くには書いておりやす、

—-

今日など、少しだけ秋を感じさせるような

風が吹いております、

季節は確実に巡り来る

私も季節のように確実に時を過ごし

ただただ、こうして反省の日を「ポカ〜ン」と、

それも、また良しとしよう。

☆

「日曜日　ちっちゃな秋の　日曜日」　　豆助

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正直な話、取り付けた看板に

クレームが、たま〜に、あったりもします、

それは、お客様との意思の疎通が原因であったり

聞き間違い、いい間違い、

それは、それは、いろいろです、

ただ、なにが原因かは、置いといて

やはり、クレームは嫌なものです、

たまたま、3つくらい同時にあると

ヘコミますね、周りが敵だらけみたいな錯覚に落ち込んだり・・・・

そんな時

長きに渡り、やってきた仕事の

感謝されたり、誉められたりしたこと

クレームに負けないくらいな

いい思い出の引き出しを引っ張り出して

あの時の、お客さまの笑顔や、かけてくださった言葉

これで、ほぼ立ち直るというか

大丈夫です。

お客様から、いただいたパワーは

絶大で大切なものです。

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３０年前はやっと、カッティングマシーンが出回りだして、

私は、まだ、来る日も来る日も、文字を書き散らしておりました、

ペンキの色調合に妙な自信も持ってたころです、

その頃、文字を手切りして自慢していました、

文字書きも

手切りも

色調合も

今じゃ、何にもしておりません、

ネオン工事をやるために

電気工事士の免許を取ったのも

その頃でした、

今じゃ、ネオンも斜陽

ＬＥＤに変わりつつあります、

蛍光灯すら、ＬＥＤにその場を取られそう、

近頃、専ら、ＬＥＤ工事ばっかりやっています、

４０数年前になりたかった看板屋さんは

今、変わったなぁ、世の中って、ある種、残酷

職まで奪われたり、変遷したり

ついでに夢まで剥がされてゆく・・・・・

神様、もっと、わたくしの仕事に光を・・・・・

ただ、暑いのは、この辺で

ご勘弁くださいませ。

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