『たかが、看板屋風情・・・』
まぁまぁ、素質も才能の片鱗も
「印章」「はんこ」
この仕事、やれそうでもあり、好きでもあった、
・・・・んで、
何にも無い所で、一から
口をついて出た言葉が
「大阪へ帰って看板屋めざします」
なぜ、看板屋って言ったのか定かでない
でも言った手前、がんばるしかなかった、
「はんこ」の方が
力はいらないし、重たいって言っても「ハンコ」の大きさでしょ、
文字がからんで、職人の仕事
私が、嵌らないわけがない
でも
看板の仕事は、絵もからむ
ここまで来たらば
文句も持ってゆくところなぞ、あろう筈はあるまい
天職でんがな
天職、天職、
もう逃がしてはくれまへん
転職なんぞ
どっぷりの看板屋さん
言い訳なんぞ、いいわけないやん。
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