看板娘

最近、近場の問い合わせが増えました。

意図して、そういう作戦も練ってはいますが

せめて、自分の街の仕事は拾っていきたいものです。

たいてい

電話があり、現調の打ち合わせになり

「歩いて行ける距離」にホッと。

ただ、

近いところは難しいところもある

リーピタになってくれてこその

先様の、わたしに対する満足感、

仕事に変わりはないけれど

いつも全力投球はしておりますが

ご近所だと

肩をいわしそう、

ゴルフに例えるなら

いつもより

OBが多く出そう、

えぇ、自慢じゃないですが、

仕事のOBはいつも出してますデス

はい、

しかし、終わってみれば

どこの現場も「優勝」ですぅ〜

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「ゆく秋や　よそよそしくて　　いそぎ足」　　　銀次郎

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このラグビーボールがクセ者でした、

看板より突き出ているので

ちと難儀した、

屋上に物干台の石３個上げて引っぱりを取る、

でも、

まる一日の現場を覚悟して行ったのだが

半日で完了、

撤去看板が思いがけず簡単に

まるで封筒の封を切るくらいの簡単さ

だけど、

やっぱり、現場に行くまでの段取りの勝利（？）でしょ

どう言うワケか、現場の滞在時間が少ない

それは、きっと腕のいい職人さんがいるからでしょう、

（注=腕のいいの中に俺らも入ってるから

こんどシャツ捲くって腕、見せるから・・・・・ネ）

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シルクスクリーン印刷、

ボクも文字書きと並行して７、８年やっていました、

油紙のような、ニス原紙を

カッターでいらないところを抜き取って

絹を張った枠にアイロンの熱で圧着してゆく

そしてスキージーでインクを流して

印刷、原始的といやぁ、手作り感溢れる仕事です、

ただ、ここへ来て

インクジェット出力機の出現で

だんだんと、その姿（またの名をプロセス印刷屋さん）を見なくなった、

でも、文字書き屋さん同様に

完全にはなくならない分野ではある

単色刷りや金色、ブロンズ、銀色は、まだ機械じゃムリなので

捨て看板もインクジェットでは価格が合わない

まだまだ、シルクスクリーン印刷の需要は大いにある、

今までの、やって来た仕事に、智慧をワンプラスすれば

仕事はあるし、生き残れるはず、

僕の仕事なんかにも言える事だ

そういう意味では

産業革命の真っただ中にいて

時代に置いてゆかれもせず

唇に微笑みを持って

頭で勝負する

そうです、私が、そのルネッサンスを逆手に取る男です、

念のため言っておきますが

ワイングラスは手にしておりません、

そういやぁ、最近彼らを・・・・見かけ・・・

なにわ友あり

『ルネッサンス〜』

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この看板５年前に取り付けたのですが

今度、ちょっと横へ移動

って言っても、

ちょこちょことマウスで動かすようにはいきません、

ついでに柱２本にして

フェース面も取り替えて

蛍光灯とグロー球も

と言う事は５年も蛍光灯は、そのままか

ほとんど消えているだろなぁ

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今日、スタンド看板を納品した事務所の

天井の隅が暗くて、女子事務員さんが

薄暗い表情で働いていた、

結局、明後日、蛍光灯を増設することになった、

看板屋さん（当社） がするん・・・・・だって、

いつも、お世話になってるので

半分サービスみたいなものと思い込んでいたら、

技術を安く買うワケにはいかないから

「高く（？）、とってね」

はぁ、それだったら、いつもの看板

値上げしても・・・・・・・・ダメ？

看板製作のほうが、腕はふるってるんだケドなぁ〜

でも、「がｘこ様」同様

もう足掛け２０年くらい

ず〜と続いている、いい、お得意様です。

感謝の気持は数字でなく仕事で 表したいものです、

心の値引きで

ご容赦です。

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先日、東京の八丈島からスタンド看板の問い合わせがありました。

今、九州、熊本のデザイン決定待ちのスタンド看板が一台、

お金はもう、いただいてはいるのですが・・・・・

先月、東京は江戸川区の造園会社から平看板の注文がありました、

昨年は問い合わせだけですが北海道からも電話がありました、

ネットでは距離感がありません、

だから、テリトリーも縄張りもないのです、

うちから、４、５軒隣の新しい会社に

親しくしていただいている看板屋さんが取付けに来ました、

腹の中は、面白くないし、もう、その看板屋さんとは

顔を合わせても口をきかないつもりです（ウソ）

同業として口惜しいのは口惜しいけれど、

それだけじゃない

何かが伝わって来るのです、

我が工場の看板を再点検したり

ホームページの構成が適格なのかどうかとか

「切磋琢磨」は

歯ぎしりしながら

自己成長の目を開いてゆく

うちを選んでくれなかったのは

何かが欠けているから

だから次なる課題を突きつけられたようで

夏休みの宿題みたいな

「挑戦」する姿勢

これだね。

この広〜い市場の中

なるべく、たくさん仕事を拾おう

欲張りな愛すべき負けじ魂が首をもたげて来た、

明日、明日こそ、出し抜いてやろう。

そして、小さくニンマリ頬を・・・・・。

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パソコンやメールのやり取りができなかったら

淘汰される、そんな厳しい時代

でも、パソコン使って何ができるか

どう目の前が展開してゆくか、そのワクワク感で

私の胸の中は埋まっています、

そりゃ、苦手なコツコツ 積み上げてゆく勉強や努力は

不可欠です、

どれだけ、マメに、きちんとできるか否か、

すべて、そこだと思う、

いざ、パソコンに向かうまでの

例えば、街を歩いているときも

テレビコマーシャルを見ている画面からも

流行のレイアウトや書体や色彩を

知らず知らず、頭に叩き込んでゆく

これは、最近、無意識にやっています、

俗に頭の中の「ひき出し」に入れています、

ただ、

どの「引き出し」にしまったのか

しょっちゅう、捜してはおりますが、

デジタルとアナログの世界を行ったり来たり

デジタルは便利

でも、アナログはあったかい、

待ってくれたり、見守ってくれたりもしてくれる、

ちょうど

両方の世界でもがいてるようなものです、

便利さの中の不便さ

速さの中に求める「ユックリズム」

時代が求めている「エコ」 という不自然さ

必ずしも「エコ」が正義だとは思えない

「エコ」が「エゴ」にならないよう・・・・・・・・。

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「雁がねの　　小夜吹く風か　　寂しげに」　　　銀星

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最近、足場って

殆ど「ビデ足場」

丸太組足場って、めっきり、お目にかからなくなりました、

安全と言やぁ安全なんですが

看板屋さんにとっては

ちと、壁との距離が近いのが玉にキズ

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仕事で「マック」と「ウィンドウズ」両方のパソコン使っています、

オシャレ感はマックに軍配

でも使い勝手がいいのは「ウィンドウズ」（個人差はありますケド）

ソフトに対する融通性については

ウィンドウズの方がいいように思う、

でも

どっちかというと「マッキントッシュ」が好き

なぜかというと

初恋の人のよう・・・・・・だから。

「昨日着た　　袷が今日は　　単衣なり」　　　　　　豆次郎

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「看板屋さん、こんな看板できますか？」

「ど、どんな？」

「必ず、そのお店が繁盛 する看板？」

「はぁ〜（そんなのが、ありゃ、俺らが・・・・付けたいや）」

「できるでしょ、 プロなんでしょ」

「必ず繁盛させてみる看板かぁ？」

「ねぇ、大丈夫でしょ」

「大丈夫って言ってみたいけど・・・・・お客様ぁ〜

そんな看板作れる奴が、こんな暮らししてるなんて、変だと思いませんかぁ〜」

「だって、仮の姿なんでしょ」

「仮って？」

「世を忍ぶ仮の、お姿なんでしょ」

「・・・でも、もし、そうだとしても、よりによって看板屋なんか選ばないでしょ」

「それも、そうね」

あれ〜

あっさり行っちゃったよ〜

世を忍ぶ仮の姿かぁ〜

な〜んか、いいねぇ〜世を忍ぶ・・・・・・・

そっかぁ〜

忍ぶ・・・・・・ねぇ・・・・・・

「おぉい銀ちゃん、思い出し笑いなんかして・・・・・大丈夫かい？」

「あっ、必ず繁盛する看板・・・・ですね」

「えっ、何、どうか・・・・あぶねぇなぁ〜」

・・・・・・・・・・

こんな話、オチがあるわけ・・・・・・・ないっしょ。

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心斎橋まで行ってキマスタ。

書店アセンスで

また、何冊も本、買ってしまいマスタ、

他のもの買うのはケチンボのくせして

本だと、カネ離れのとってもいい奴です、

読まなくても

おいて置くだけで幸せ感（いわゆるツン読ですわ）

パソコンの本と

フォントの本とあと、江戸の世界の本と

あと・・・・・・なんだっけ？

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「十五夜の　向こうに見える　　あったかさ」　　　　　　空次郎

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日曜日は、もっぱら、お絵かき三昧、

至福の時間がゆっくりと流れる

悩み？惑い？

あるかって？

そりゃ〜あっしだって、

ただ、ボーと、お絵描きしてるだけじゃ・・・・・

でも

七面倒くさいことは考えないでいいから

この時間だけ

人生のかくれんぼダス、

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♪♪　時が移れば　世間も変わる

変わりようない　俺らのこころ

酒よ　今夜は　酔わせて欲しい
ちょいと人生かくれんぼ

泣いて　　笑って　　生きてゆく　♪♪

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日曜日、朝早く、心斎橋まで現場調査、

朝の心斎橋筋は

シャッターがやけに目に付く

そこで、いろいろなデザイン

看板屋魂でしょうか

ず〜と２０数軒、カメラに収める、

勉強にもなるし

こうして、見れば、面白いものだ。

だけど、殆ど書き文字でなく

カッティング文字処理なのが・・・・

う〜ん、時代かな。
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